2006年 07月 25日
1万点の1番目と1万番目。 |
21年ぶりシリーズ第二弾(?)
こじまさんと藤川さんから聞きました。「サブちゃんが神戸で個展してはる。作品1万点」
大雨の中,王子公園のギャラリー2001へ。
日本にまだこんなところが残っていたのか,というようなガード下のバラック画廊。
松原三郎は精悍な中年おやじになっておりました。
作品はサムホール大の画用紙に描いた正味1万点。1日100枚描きまくったとか。
自分の知らない自分をひっぱり出せたと思う。ぼくの生活・製作のテーマ「没我」にぴったりだ。
(「松原三郎 サムホール1万点の挑戦」案内状より)
やるな,サブロー。
さて,ちょうど会場に『空気』のメンバーの方々が来られたのですが,そのうちの一人の女の子に,なぜか,サブローがインタビューする展開に。
その子の身の上話がまた時間と空間の軸が溶けて絡み合ったような面妖なストーリーで,壁面のサブローの作品,窓の外の雨音と湿気,天井を走る電車の振動と相まって,痺れるようなアートの時間をしばし過ごしました。
「おう。またやろうや」とサブロー。
21年前が昨日のことのよう。
いや,これまでずっと昨日のままだったのかも。
(Kyocera SL400R)
こじまさんと藤川さんから聞きました。「サブちゃんが神戸で個展してはる。作品1万点」
大雨の中,王子公園のギャラリー2001へ。
日本にまだこんなところが残っていたのか,というようなガード下のバラック画廊。
松原三郎は精悍な中年おやじになっておりました。
作品はサムホール大の画用紙に描いた正味1万点。1日100枚描きまくったとか。
自分の知らない自分をひっぱり出せたと思う。ぼくの生活・製作のテーマ「没我」にぴったりだ。
(「松原三郎 サムホール1万点の挑戦」案内状より)
やるな,サブロー。
さて,ちょうど会場に『空気』のメンバーの方々が来られたのですが,そのうちの一人の女の子に,なぜか,サブローがインタビューする展開に。
その子の身の上話がまた時間と空間の軸が溶けて絡み合ったような面妖なストーリーで,壁面のサブローの作品,窓の外の雨音と湿気,天井を走る電車の振動と相まって,痺れるようなアートの時間をしばし過ごしました。
「おう。またやろうや」とサブロー。
21年前が昨日のことのよう。
いや,これまでずっと昨日のままだったのかも。
(Kyocera SL400R)
by prowresleman
| 2006-07-25 00:01
| デジカメ日記