2015年 02月 02日
大河の言っとき―「花燃ゆ」鑑賞日記(5)。 |
第5回「志の果て」
はてさて自ら黒船密航未遂を名乗り出た松陰先生とその弟子金子君。
地元長州に護送されて監獄行きとなりますが、先生が高級シェアハウス野山の個室だったのに対して、弟子はドヤ街の岩倉旅館の大部屋。格差社会ですなあ。
身を案じるオールナイト母(麻生祐未)は、劣悪な環境で瀕死状態となった金子君とようやく面会が叶いましたが、不自然にも「立会人」となった文タンは、(自分か松陰の妹だという負い目もあって)じとっと傍観するばかり。これって、得意技の立ち聞き&覗き見と変わらないような。
松陰先生にしても、富永老人に諭されたからと言って、急に思い出したように「かねこぉ!」(絶叫)はどうなんよ(なお、史実では、松陰は常に金子を気遣っており、獄中から度々父兄に見舞いを依頼しているそうです)。
あげくの果て、特別面会?の文タンから、「寅兄が殺した」と罵られる始末(時節柄、「安倍ちゃんが殺した」に聞こえないかハラハラした)。
男はつらいよ。
一方、長州藩の改革派の内では、松陰の大胆な行動がなかなかの評判。
伊之助さんと一杯やっているところに、無粋にも因縁をつけにきた阿部家の家臣に素早い柄突きを食らわす桂小五郎さん(東山紀之)。
「逃げの小五郎」は実際には剣の達人だったということで、まあ納得ですが、こういうムーブで大岡越前に見えてしまうのは気のせいか。
ここは立ち回りなどせずにすぐにスタコラ逃げた方が、「らしかった」な。
先回は手だけのアンク状態だった久子さん(井川遥)が、今回最後になって人間体で出て来ました。
きれいな方ですねえ。
で、結局次回かよ。タメますなあ。
【追記】
異人さんのボタオ(ボタン。当時そんな言葉あったのか、と思ったが、江戸時代中ごろから使われていたとか)は、半沢直樹のネジのような使われ方になる?
はてさて自ら黒船密航未遂を名乗り出た松陰先生とその弟子金子君。
地元長州に護送されて監獄行きとなりますが、先生が高級シェアハウス野山の個室だったのに対して、弟子はドヤ街の岩倉旅館の大部屋。格差社会ですなあ。
身を案じるオールナイト母(麻生祐未)は、劣悪な環境で瀕死状態となった金子君とようやく面会が叶いましたが、不自然にも「立会人」となった文タンは、(自分か松陰の妹だという負い目もあって)じとっと傍観するばかり。これって、得意技の立ち聞き&覗き見と変わらないような。
松陰先生にしても、富永老人に諭されたからと言って、急に思い出したように「かねこぉ!」(絶叫)はどうなんよ(なお、史実では、松陰は常に金子を気遣っており、獄中から度々父兄に見舞いを依頼しているそうです)。
あげくの果て、特別面会?の文タンから、「寅兄が殺した」と罵られる始末(時節柄、「安倍ちゃんが殺した」に聞こえないかハラハラした)。
男はつらいよ。
一方、長州藩の改革派の内では、松陰の大胆な行動がなかなかの評判。
伊之助さんと一杯やっているところに、無粋にも因縁をつけにきた阿部家の家臣に素早い柄突きを食らわす桂小五郎さん(東山紀之)。
「逃げの小五郎」は実際には剣の達人だったということで、まあ納得ですが、こういうムーブで大岡越前に見えてしまうのは気のせいか。
ここは立ち回りなどせずにすぐにスタコラ逃げた方が、「らしかった」な。
先回は手だけのアンク状態だった久子さん(井川遥)が、今回最後になって人間体で出て来ました。
きれいな方ですねえ。
で、結局次回かよ。タメますなあ。
【追記】
異人さんのボタオ(ボタン。当時そんな言葉あったのか、と思ったが、江戸時代中ごろから使われていたとか)は、半沢直樹のネジのような使われ方になる?
by prowresleman
| 2015-02-02 23:05
| 大河の言っとき