2015年 05月 04日
大河の言っとき―「花燃ゆ」鑑賞日記(18)。 |
第18回「龍馬!登場」
先週あれだけの熱弁を奮ってドラマを引き締め、視聴率を微増させた井伊大老。
なのに、桜田門外の変についてはナレーションとテロップだけで退場のお知らせです。
水戸藩浪士vs彦根藩護衛の派手な立ち回りを期待していた皆さま、ごめんなさい。
これはきっと、伊之助さんが関鉄之助と激似であったということを隠すための政治的深慮によるものと思われます。
以後、禁門の変や四境戦争もシャア大佐のナレーションだけで済ませるつもりかも知れません。
さて、一方、いよいよ期待の幕末のヒーロー坂本龍馬が登場。ですが、
・北辰一刀流の使い手の龍馬が背後から小娘にこん棒で殴りつけられるというのはどういうコントなんだ。
・龍馬は武市先生の手紙を届けに来たのだが、その前に武市半平太が江戸で玄瑞に会い、松陰の話を聞かされて感激したことは、ドラマではすっとばされていたような。
・龍馬は初対面の文を相手に延々と教訓話をしますが、いきなり「おまん」呼ばわりはくだけ過ぎ。なお、文との会話にたっぷり時間を使って、(龍馬に脱藩を決意させたとも言われる)肝心の玄瑞との会談シーンはオールカット。
視聴率の低空飛行のせいか、脚本家に金子ありささん(トレンディやラブコメ系が得意とか)が追加となり、女性3人体制に強化されて、今回は金子さん脚本の初回だったそうです。が、これ、裏目に出たのでは。
お約束の文と伊之助のターンがより一層テンポが悪くなった感じ。とりあえず、文と玄瑞が座位で抱き合うシーンの必要性が理解できない。
それにも増して、東出さんの演技とセリフ回しが痛いレベルで感情移入しづらい。杏さんの今後が心配です。
先週あれだけの熱弁を奮ってドラマを引き締め、視聴率を微増させた井伊大老。
なのに、桜田門外の変についてはナレーションとテロップだけで退場のお知らせです。
水戸藩浪士vs彦根藩護衛の派手な立ち回りを期待していた皆さま、ごめんなさい。
これはきっと、伊之助さんが関鉄之助と激似であったということを隠すための政治的深慮によるものと思われます。
以後、禁門の変や四境戦争もシャア大佐のナレーションだけで済ませるつもりかも知れません。
さて、一方、いよいよ期待の幕末のヒーロー坂本龍馬が登場。ですが、
・北辰一刀流の使い手の龍馬が背後から小娘にこん棒で殴りつけられるというのはどういうコントなんだ。
・龍馬は武市先生の手紙を届けに来たのだが、その前に武市半平太が江戸で玄瑞に会い、松陰の話を聞かされて感激したことは、ドラマではすっとばされていたような。
・龍馬は初対面の文を相手に延々と教訓話をしますが、いきなり「おまん」呼ばわりはくだけ過ぎ。なお、文との会話にたっぷり時間を使って、(龍馬に脱藩を決意させたとも言われる)肝心の玄瑞との会談シーンはオールカット。
視聴率の低空飛行のせいか、脚本家に金子ありささん(トレンディやラブコメ系が得意とか)が追加となり、女性3人体制に強化されて、今回は金子さん脚本の初回だったそうです。が、これ、裏目に出たのでは。
お約束の文と伊之助のターンがより一層テンポが悪くなった感じ。とりあえず、文と玄瑞が座位で抱き合うシーンの必要性が理解できない。
それにも増して、東出さんの演技とセリフ回しが痛いレベルで感情移入しづらい。杏さんの今後が心配です。
by prowresleman
| 2015-05-04 11:49
| 大河の言っとき