2016年 09月 06日
この味がいいね 真田記念日(33)。 |
第35回「犬伏」
いやはや、期待を裏切る回でしたよ、いい意味で。
真田一族で一番有名なエピソード「犬伏の別れ」をどう料理するかだったのですが、てっきり、
パターンA:
①豊臣の恩顧を主張する信繁
②徳川の姻戚から渋る信幸
③どちらに転んでも生き残る奇策を持ち出す昌幸
あるいは、
パターンB:
①反りが合わないと徳川には組しない昌幸
②姻戚から反対する信幸
③どちらに転んでも生き残る奇策を持ち出す信繁
のどちらかだろうと踏んでいたのですが、意外にも「決めた」のは長男・信幸でした。
単に姻戚関係からではなく、情勢を冷静に分析しての結論です。
「私は決めた」は、かつての父の「ワシは決めた」に対応してるんですね。代替わりのうまい演出です。
信幸は、今までの「どうでしょう」から、熱く決然と自立した態度に。カッコええ。アイアムアヒーローっ。
大泉さんがまさかこんな役者になろうとは、本人が驚いているのかも。
なお、YouTubeで30年前のNHK「真田太平記」の犬伏の別れのシーンを観てみると、親子が敵味方に分かれることを決定づけるのは信繁になっていました。
しかも、密談中に雷鳴や落雷などあったりして、結構陳腐な悲壮感の演出。
21世紀の犬伏の別れは絶賛ものです。
今週の象印賞:「良き策じゃ」と昌父ニヤリ。魅せますな。
今週の木苺賞:障子越しに突かれるガラシャって。太陽の季節じゃないんだから。
いやはや、期待を裏切る回でしたよ、いい意味で。
真田一族で一番有名なエピソード「犬伏の別れ」をどう料理するかだったのですが、てっきり、
パターンA:
①豊臣の恩顧を主張する信繁
②徳川の姻戚から渋る信幸
③どちらに転んでも生き残る奇策を持ち出す昌幸
あるいは、
パターンB:
①反りが合わないと徳川には組しない昌幸
②姻戚から反対する信幸
③どちらに転んでも生き残る奇策を持ち出す信繁
のどちらかだろうと踏んでいたのですが、意外にも「決めた」のは長男・信幸でした。
単に姻戚関係からではなく、情勢を冷静に分析しての結論です。
「私は決めた」は、かつての父の「ワシは決めた」に対応してるんですね。代替わりのうまい演出です。
信幸は、今までの「どうでしょう」から、熱く決然と自立した態度に。カッコええ。アイアムアヒーローっ。
大泉さんがまさかこんな役者になろうとは、本人が驚いているのかも。
なお、YouTubeで30年前のNHK「真田太平記」の犬伏の別れのシーンを観てみると、親子が敵味方に分かれることを決定づけるのは信繁になっていました。
しかも、密談中に雷鳴や落雷などあったりして、結構陳腐な悲壮感の演出。
21世紀の犬伏の別れは絶賛ものです。
今週の象印賞:「良き策じゃ」と昌父ニヤリ。魅せますな。
今週の木苺賞:障子越しに突かれるガラシャって。太陽の季節じゃないんだから。
by prowresleman
| 2016-09-06 07:43
| 大河の言っとき