朝、Face Bookをチェックした際、堀尾貞治さんが亡くなったことを知りました。
県美展の審査です。入賞作品は素晴らしかったです。また、今年は高校生がいっぱい出してくれて嬉しかったな。
この日の朝、ちょっとしたことから左目を腫らしていました。あまりに腫れてきたので、審査が終ってから病院に行ったら、眉の辺りを2針縫われました。顔に大きな絆創膏を貼ったまま、神戸の葬儀場のお通夜に参じました。原口さんの弔辞。堀尾さんはここ数年は海外で精力的に活動されており、つい2週間前にも香港の画廊で元気にパフォーマンスされたとのこと。山下さん、「えらい寂しゅうなってしもて・・・今までありがとう」会場の外まで大勢の方が列を作っており、堀尾さんの人柄が偲ばれました。帰りの電車の加減で、お通夜には40分ほどしか居れせんでした。堀尾さんて永遠に生きているんじゃないかみたいな感じ(?)がしていたのですが、人が死ぬのはあたりまえのことやと言われそうです。
私は東門画廊の最後の数年にちょっとかすっただけの存在でしたし、堀尾さんの何百何千のお知り合いのうちの一人にしか過ぎません。
が、堀尾さんは私の人生・生き方を変えてしまった人でした。
堀尾さんの得意フレーズといえば、なんと言っても「あたりまえのこと」ですが、もう一つ、「瞬時として停止なし」があって、私はこれが好きです。
私の中の堀尾さんは、今も止まっていません。これからもずっと瞬時として停止なしです。
(Panasonic DMC-GX8, G12-32mm F3.5-5.6)